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Kawasaki W650 08年式クローム×エボニー ローハンドル仕様

エンジン

・始動性が良く、セル一発でかかる。アイドリングも安定している。2気筒なので振動が大      
 きい。

・低回転からトルクがあり、あまり回転をあげなくてもエンストせずにスタートできる。

・回転はスムーズでレスポンス良くまわる。アクセルをしぼったときの回転の落ち方が1テ 
 ンポ 遅い。最近はすっかり慣れた。

・高速では120km/h巡航がいいところである。最高速は160km/hまで出したことがある。
   
ハンドリング

・ローハンドル仕様なのでやや低い位置にある。ハンドルの幅がやや広い。はじめのうちは手首が痛くなったが、今は長時間走行でも痛くならない。むしろちょうどよい位置にあるように感じるようになった。

・軽く素直なハンドリングな印象があるがフロント19インチのタイヤは立ち傾向が強く倒しこむ感じでのコーナリングになる。

・クラッチレバーにアジャスターがついていない。このくらいはついてほしいがクラッチ操作はすっかりなじみ、特に不都合は感じない。
   
メーター

・電気式のスピードメーターとタコメーターを装備している。キーをオンにすると1回メーター
 が振り切るようになっている。(演出ですね)

・スピードメーターにODOメーター、トリップメーター、時計が切り替え式でデジタル表示さ
 れるようになっている。時計はうれしいがトリップメーターと別々にしてほしかった。

・タコメーターにはウィンカー、ニュートラル、ハイビーム、オイルプレッシャーのランプが付
 いている

   
ブレーキ

・フロントブレーキはききが悪い。ゼファーから乗り換えたとき驚いたぐらいで止まれずに
 ぶつかるのではないかと思ったくらいである、。しばらく乗っていると慣れるが、どのくら
 い握ると限界なのか良く分からない。

・リアブレーキはドラムで、まずまずのきき具合だと思う。

・ブレーキレバーにアジャスターがなくやや遠いがすっかり馴染んでしまった。
   
積載性

・フレームに左右2ヶ所ずつ荷かけようのフックがある。タンデムシートがフラットなので荷
 物は安定して積める。

・リヤサスのところに荷かけフックナットがメーカーオプションで出ているの(写真)で、購入
 するときに付けた。荷物を積むのにかなり便利である。

・リヤウインカーの後にフレームについているフックがあるがウインカーがあるため使いに
 くい。(下の写真に写っている)

   
サスペンション・足つき

・フロント、リヤともに弱いといわれているが、まだ激しい走りをしていない(これからもしな
 いだろう)ので特に気になった点はなかった。道路の段差でも普通の乗りごこちであっ 
 た。交換が必要かどうかはこれから分かるだろう。

・シート高が結構高く足つきはあまりよくない。身長168cmであるが両足を着けると足先し
 かつかないが車重が軽いので怖いと感じることはない。

・純正でローシートが出ている。3センチほど下がるようであるが、ポジションが決まらなくなるらしい。
   
ハザード・パッシング

・08年式からハザードランプとパッシングスイッチが標準装備された。この2つはユーザーからの要望が多かったようで、やっと付いたかという感じである。

・パッシングスイッチはホーンボタンと一体になっており、押しやすい場所にありますが、ホーンを間違えて鳴らしそうな感じがするが今のところ押し間違えてはない。

・ハザードのスイッチは一番下にあってスイッチを押すと引っ込んだままになる。スイッチを切るにはスイッチをつまんで引っ張らなければならない。

・この2つが標準でついていて良かったと思う。

   
全体的な印象

・車重が軽く、取り回しも楽である。エンジンも軽快に回りトルクもあるので非常に乗りや
 すい。軽いとはいえ、675ccの排気量を持つ大排気量車であるだけあって余裕の走りが
 できる。

・まだ高速走行では100km/hまではよいがそれ以上のスピードになるとつらい。巡航速度は100km/hまでがちょうどよい。

・気になる点も多いが乗りやすい単車である。 のんびりツーリングで旅をするのにちょうどよい単車である。


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