見沼の秋
No.3


ヨウシュヤマゴボウ
ヤマゴボウ科の多年草です。北アメリカ原産の帰化植物で、いたる所に野生化しています。アメリカヤマゴボウともいいます。実は扁球形の液果で紅紫色、種子は扁平で光沢があります。 
ムラサキツメクサ
マメ科の多年草です。アカツメクサの別名があります。葉は三枚の小葉からなる複葉です。夏から秋に、30〜100個の小花が球状に集まった花穂がつきます。花は濃赤紫色から淡紅色です。
ジュズダマ
イネ科の多年草です。高さ約1mです。葉は幅5p、長さ50pで雌雄同株です。7〜10月、稈の上方の短い分枝から総状花序をつけます。中央に雄花序を通す芯があり、紐を通して連ねるのに便利であるため、数珠や首飾りに利用します。
ガンクビソウ
キク科の多年草です。葉は互生し、卵形で、基部がやや心臓形となるものもあります。8〜10月、枝の先に頭花をつけます。総包葉のすぐ下に2〜4枚の包葉がある。山野の林縁に生えます。日本全土の低地の林内に生えます。
ワルナスビ
ナス科の多年草です。茎は高さ30〜70pで黄褐色の鋭い刺と星状毛があります。葉は互生し、羽状に裂けます。6〜10月、節間に花序を出し、白色または淡紫色のナスに似た五弁花を下向きに開きます。果実は球形で、橙黄色に熟します。
メマツヨイグサ
アカバナ科の越年草です。7〜8月の夕方、葉腋に鮮黄色花を1個開き、翌朝しぼんで黄赤色となります。花冠は径4〜5mm、花弁は倒卵形で、先端はへこみます。南アメリカ原産の帰化植物で、日本には江戸時代に渡来しました。川原などに野生化しています。 
ハキダメギク
キク科の一年草です。茎は高さ10〜60pで、よく枝分れし、柔らかく、全体に毛が多くはえています。葉は対生し、卵形です。6〜11月、径4〜mmの小形の頭花を次々に開きます。管状花は黄色で多数、舌状花は白色で約5個です。
ムラサキカタバミ
カタバミ科の多年草です。葉は根生し、長さ10〜25pの長柄の先に小葉をつける。花期は冬以外ほとんど年中にわたり、花は淡紅紫色で径約2p、小花柄は1〜3pです。名は、全体がカタバミによく似ていますが、花色が紫色を帯びることによります。

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