見沼の冬
No.4


オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科の越年草です。冬の自然3でも出てきました。2月上旬は花もまばらだったのですが、中旬になって、最高気温も10℃近くになりました。見沼代用水東縁の斜面は日をたっぷりと浴びて、冬を生きる植物に力を与えているのでしょう。写真のような群生があちらこちらに見られました。
ヒメオドリコグサ
シソ科の多年草です。茎は方形で直立し高さ30〜60p、基部から細い走出枝を出します。葉は対生し、広卵形で長さ5〜10pぐらいです。4月ころ葉腋に白色または淡紅色を帯びた花をつけます。 
タンボポ
キク科の多年草です。真冬でも花をつけ、この様に結実し、果実が熟すとふたたび直立し、パラシュート形の冠毛のある痩果が風によって散布されます。 
ハコベ
ナデシコ科の越年草です。春の七草の一つです。茎は柔らかく地表をはい、先は斜め上に伸びます。葉は卵形で長さ1〜2p、先はとがります。春から夏、茎頂に小花をまばらに開きます。2月中旬、花がちらほら咲き始めました。
ウメ
バラ科の落葉高木です。高さ5〜10mになり、樹皮は暗灰色で堅く、割れ目ができます。葉は互生し、卵形です。2、3月、葉の展開に先だって径2、3pの五弁花を開き、芳香があり、柄はほとんどありません。植木畑のはじで咲いていました。

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