ウラナミシジミ
日付 平成17年9月29日
場所 武蔵野線沿い
昆虫綱鱗翅目シジミチョウ科に属するチョウです。本種が越冬できるのは、房総半島の南端部(北限)から以南の太平洋岸の無霜地帯です。房総半島以北の地域でも夏から秋にかけて普通にみられることが多のですが、これは越冬地から分散した個体かその子孫と考えられます。寒冷地では越冬できずに死滅します。はねの開張31mm位です。はねの表面は雄では紫藍色、雌では黒褐色、前ばねの中央は広く藍色です。裏面は雌雄とも灰白色ないし淡褐色の地色に褐色の波状斑紋があり、和名はこの特徴に由来しています。
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