IP接続サービス
NTTの常時接続サービスで一番一般的に普及している”フレッツISDN”のことです。したがってISDN回線を使用しますので通信速度は64kbpsです。今までの56kbpsのアナログ回線より若干速い程度です。事実、体感速度が少々あがったなと感じ程度です。感じるだけよいと思います。
フレッツADSLではない理由
川口市はサービスエリアに入っていますが、申し込んだところ調査の結果、電話局から遠いため減衰率が激しくサービスが提供できませんといわれてしまいました。そんな〜と思いながらも、常時接続で時間を気にせず楽しみたいので、結局IP接続サービスを申し込みました。2回線使えるのはいいのですが、基本料金が高くなります。ADSLでもインターネットと電話、同時に使えるのでヤフーBBもだめもとで申し込んでみました。
ルータ
モデムやTAとの違い
モデムやTAで接続する「端末型ダイヤルアップ接続」の場合は、プロバイダーに電話をかけるたびにプロバイダのホストコンピューターを持っているIPアドレスの中から そのとき限りのIPアドレスが割り当てられます。このIPアドレスは、電話が切られるまで有効です。次に電話をかけたときまた違うIPアドレスが割り当てられます。
ルータの場合はアドレス変換機能を持っているのでダイアルアップルータで接続する場合はルーターからLAN内専用のプライベートIPアドレスが各コンピュータに割り当てられます。
インターネット上接続する時はルータが個々のプライベートIPアドレスをプロバイダから割り当てられたIPアドレスに変換してインターネットへ送ります。戻ってきたデータは、元のプライベートIPアドレスに変換してLAN内のパソコンへ送ります。この変換機能を「NAT機能」と「IPマスカレード機能」といいます。この機能によって端末型ダイヤルアップ契約でも複数のコンピューターからインターネットが使えるようになっています。
NAT機能
プライベートIPアドレスでは、インターネットで接続することはできません。ルーターは内蔵の「NetworkAddressTraslator」機能で、プライベートIPアドレスを端末型ダイヤルアップ接続で取得したグローバルIPアドレスに変換することにより、LAN内のコンピューターからインターネットへの接続を可能にしています。
IPマスカレード機能
複数のコンピューターのプライベートIPアドレスをひとつのグローバルIPアドレスに自動変換することで、端末型ダイアルアップ接続でも、複数のコンピューターからインターネット接続することを可能にしています。
このように「NAT機能」と「IPマスカレード機能」を使用して、グローバルIPアドレスとLAN内のプライベートIPアドレスを変換して使用することができますので、ここに障壁ができることになります。
ファイアーウォール
ファイアーウォールはいくつかの規制に基づいて接続を許可するか遮断するかを判断します。これらの規制を変更することで、プログラムによるインターネットを許可又は遮断します。
権限のないインバウンド接続があるとします。この場合ファイアーウォールの背後にあるコンピューターにアクセスをできません。安全なコンテンツのみをコンピューターに接続します。このようにファイアーウォールはコンピューターからインターネットへの情報の流れを制御します。
このようにして、インターネット接続に対してLAN内のコンピュータを保護しています。このくらいは行った方がよいでしょう。
インターネット環境については高速なBフレッツ等が引かれることを願っています。
平成14年11月11日よりBフレッツニューファミリータイプになりました。