2012年 9月 2日 (日)
by suga
と書くとどうと言うこともないのですが、この花は一般には「ヘクソカズラ」とよばれています。花の形からは想像できませんが、この花は揉むと非常に臭気が強くこのような名前が付いていて、これが一般的なのです。
しかし、この名前に抵抗がある人たちもいて、花の形が灸(やいと)に似ているので「ヤイトバナ」や可憐な姿から「サオトメカズラ」の名もあります。
野草にはこのような名前が多く、ソバ科には「ママコノシリヌグイ」などのすさまじい名前のものもあります。これらは正式に名称を変えようという動きもありますが、一般の人々の野草への関心の低さもあり、改名には至っていません。
私はどうも人権問題を連想するのですが、最近は使わなくなった「バカチョンカメラ」(コンデジに取って代わられた)なども年配の方だとなぜ「バカチョン」と行って悪いと言い放ち人権の「じ」の字も感じていないような発言を聞く事がたびたびありました。
良いか、悪いか分かりませんが人権に関わるような言葉(片手落ち・メクラ版等)が自然消滅しているようですが、本来の意味を踏まえて使わないのではなく、単に死語になっているのが気になります。相変わらず差別用語に近い言葉は横行していますので考えてしまいます。
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