2012年 9月 14日 (金)
Web1.0とWeb2.0 No.2
by suga
インターネットではHPやニュースグループ、掲示板が主流な話を書きました。簡単に自分の意見を言えるのはニュースグループや掲示板でした。
しかし、当時は技術的に今のWikiに比べればたいしたことは出来ませんでしたが、その掲示板やニュースグループには約束事が必ずあるのですがそれを説明するページもありませんでしたので、よく「1年間は書き込みせずに見ていろ」と行っていたものです。よく見てそこでの約束事やマナーを身につけてから書き込めという意味で、不用意な投稿について「知らなかったもので」などというとこのように言われたわけです。
つまり、この頃はインターネットを使っている人間はそれなりの能力(自助努力ができる)等が必要だったし、たいがいその能力は普通に持っていました。ですから内容をよく見極めて投稿する必要があるし、当時は会話も専門的なものが多く、分からないものは自分で調べるが当然でした。
それがWeb2.0の時代に突入するとブログを使ってHP代わりにし、好きなことを世界中に配信出来るようになりましたが、同時にこの自由さで身を滅ばす人も珍しくなく、他の人が自由に見られることを忘れて、無責任な事を書き、ひどい場合は職を辞する(会社や上司の悪口を書いてしまう)などと言うことも珍しくなく、インターネットのモラルが問われ、情報モラルと言う言葉が使われるようになってきました。
写真はこのブログで既成のブログではなく自前のブログを使っています。
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